初めての通知

厚生労働省が出している「新型コロナウイルス接触確認アプリcocoa」の利用開始から730日。これまでは通知が来て開いても「確認はありませんでした」という謎の動作しかしていなかったのだが、先日ついに「陽性登録者との接触確認」があってドキッとした。娘のところにも時間差で通知が来た。確認があったのは、二人で一緒に出かけた日のことだった。

しくみとしては、「新型コロナウイルス感染症の陽性者には保健所が処理番号を発行し、陽性者がその番号をアプリに登録。その陽性者と過去14日間に、概ね1メートル以内で15分以上の近接した状態の可能性があった場合に通知される」ということだが、その該当日、同じ場所に15分以上留まった可能性があるのは電車内だけだった。

不安になっていろいろと検索していたら、ツイッターではその日にあったライブで感染者が多く出たらしく、やたら通知が来ていることが話題になっていた。そういえば同じ車内に応援うちわやらプラカードを持った分かりやすい女の子が二人乗っていて、最初は立っていたが、あとから私たちの隣に座った。あの子たちだった可能性があるのかもしれない。・・・と、考えてみたところで分からないものは分からない。分かったところで仕方がない。

さらに、ツイッターで知った「cocoaログチェッカー」で確認してみたら、その日に限らず、私が出かけた日には必ず(Bluetoothの電波が届く範囲で)感染者数人と接触しているのが分かった。(ゲームの「すれ違い通信」を思い出してしまったよ)

もっとも、感染してしまった人が、それをアプリに漏れなく登録しているとは限らず、Bluetoothをオンにしているとも限らず、そもそもアプリを使っているとも限らないのだから、実際にはそれ以上の人と接しているんだろう。

通知が来た場合、しかるべき場所へ行けば、PCR検査が無料で受けられるそうだ。該当の日から一週間以上が経ってなにも症状はない。娘が会社から貰って来いる抗原検査キットもあるが、それも、やるまでもないかなと思っている。

sakurai
書かなければ忘れてしまうようなことを書き、次の日には書いたことを忘れています。1960年代生まれ。♀。肩書不定。ただの「私」でありたいんだと青臭いことを言っても、読んだらわかるただの主婦。