日記にタイトルって必要かね

旅立ったPCは、最初の査定通りの金額で下取りしてもらえた。めでたしめでたし。こんなに簡単なら、ipadもiphoneも早いところ買い替え……いや、しないしない。電子機器というものは、こういう話をした途端に調子が悪くなるって再学習したばかりだ。くわばらくわばら。

15年以上前の自分の日記を読んだ。保存してあったというより、単に置き忘れていたwebアーカイブだ。タイトルなどなく、毎日短い文章で、今よりもっと抽象的な日記だった。内容なんか覚えていないから、他人が書いたもののように読んだ。月の終わりには、その1ヶ月に読んだ本のタイトルを並べていたし、時々は感想も書いていた。今となれば「こんな本、読んだっけ?」という感じで、忘れることのもったいなさを痛感。

3ヶ月分くらい読んだけど、同じようなことを何度か書いていた。たとえば

近しいものはいつの間にか近しくなりいつまでも近しく、そうでないものは無理をしても無理。

とか。まあ、どこを読んでも「あらびっくり!」な内容はない。今も同じようなことを考えているし、やっぱり私は私なんだと思う。成長がないというわけじゃない。基本的な考え方が変わっていないのはべつに悪いことじゃない。変わっていた方が怖い。

sakurai
書かなければ忘れてしまうようなことを書き、次の日には書いたことを忘れています。1960年代生まれ。♀。肩書不定。ただの「私」でありたいんだと青臭いことを言っても、読んだらわかるただの主婦。