なんと、11月が終わろうとしている。これを書き上げたとしても、今月は2回しか更新できなかった。でも、去年よりは多い。去年は秋眠しちゃってゼロだったからね。
イレギュラーにあちこちに行くことが続いていた。仲間から「サクライさんは本当に頼りになるって言われてますよ」と聞いた。そう思ってくれているならよかったよかった。役に立てるって気持ちがいい。9月からこっち、上からの「お願い」にたくさん応えて来た。公演もあったから、稽古やリハーサルも含めてカレンダーは予定だらけだった。やっと来週あたりから平常運転になるぞ……
…と思っていた昨日、「○○の方(電車で1時間くらいの馴染みのない地区)の施設で…と依頼が来たんだけど、担当してもらえますか?」と、メールで打診された。月一回くらいでいいと思うのよ〜と。
胸がキューッとなった。
いやいや、待って待って。依頼を受けるのはそちらの勝手だけど、私はもうだめ。初めて「イヤ!」って思った。臨時の「お手伝い」ならともかく、担当する箇所は増やしたくない。時間は融通できるように見えるだろうけれど、心の余裕が塞がっているんさ。
その心の声に従って、この5年で、たぶん初めて、断った。案外あっさり了解された(内心でどう思っているか知らないけど)。きっと「サクライさんは頼りになる」=「他の人は断ることもある」ということだ。人材不足なのはわかっているけれど、私だって断りたい。
「いい人」(便利な人)でいたいけれど、臨界点に達したみたい。
ギンナンから育てたベランダのイチョウ。数日前のこれが精一杯の黄葉でした。
今日はすっかり落葉しています。