極々、ふつーーう

「下手ではないがすごく上手くもない」というのは「取るに足りない」ということなのかなぁと、誰かが褒められていたり、逆に批判されていたりするのを耳にすると思います。

すごい美人でもないけど不細工ではないとか、一番じゃないけどそこそこできるというような、とにかく何でも「中庸」であることが目立たない秘訣であり、長年に渡ってそれを「よし」としてきたのですが、たまに、ん? 私ってつまんないなーと、感じたりします。まあ、「だったら認めずにはいられないくらいになれよ! って話ですけど。

先日、朗読の発表会の映像を見ていて思ったのですが、例えば、どうしても標準のアクセントで言えない人とか、妙な話し方の癖がある人がいらっしゃると、先生方が陰で「うーん…」と困っているのを私は知っているのです。…が、そうだからこそ、なのか、なぜだか私には彼女の朗読の「いいところ」が印象に残るのです。マイナス面はあるけど、「でも、」ここはいいよなーと。(で、その「いいところ」を自分に取り入れようと思う)

これが、普段からそこそこ上手な人のを聞くと、全体を通して「なるほどね」でしかない。ものすごく上手な人になると参考になるけど、そこまでじゃないというやつね。

優劣じゃなく、どちらが人として印象に残るか…というはなし。

そういえばお正月にテレビを見ていたら「痩せたらイケメンになった」という方が数人取り上げられていました。まぁ、イケメンの定義がよくわからないし、私的には「はぁ?」でしたが、元がものすごい巨漢ですから、痩せれば見栄えがよくなるのは当然です。それまで改善できずにいた食生活(というか食欲)を変えられたことの方が、賞賛するに値すると思いました。(ああ、そういう意味でイケてるのか)

私も一度、ものすごぉーーーく太ってから痩せたら「あら、きれいになったわねぇ」って言ってもらえるかしら。いや、その前に、太ったことを心配されるだけね。そして元の体重に戻れないのがオチだわ。

今日もゆるゆると書いてしまいましたが、拙ブログに反応をくださる皆様ありがとうございます。
あぁ、見ていただいているのだなぁーうふふっ…です。気持ち悪くてすみません。

それではまた。

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sakurai
書かなければ忘れてしまうようなことを書き、次の日には書いたことを忘れています。1960年代生まれ。♀。肩書不定。ただの「私」でありたいんだと青臭いことを言っても、読んだらわかるただの主婦。