スカイツリーの麓から千葉ポートタワーの麓や東京タワーの向こう(ってどっちさ)へと、教室に赴くことが続いて体は疲れている。けれども、そういう時ほどこうしてブログが書けるらしい。事務所でPCに向かったり、ずっと家にいて近場ばかり見ていた日は目が疲れているし目新しいこともないから、ちまちま文字を打とうという気になれないんだろう。
体を動かせば心も動くから、書きたくなるのかもしれない。
先日は、身体的に不自由なところはあるけど声は出せるという人たちを対象にした短期の教室があった。そこには、一年に一度ずつ何年か続けて行っているのだが、脳梗塞の後遺症で発語に難のあるA氏が「初めての時にサクライ先生に教えてもらったことをずうっと続けて練習している」とおっしゃってくれた。それは講義の中で講師から説明されることであって、私が教えた、ということではないのだが、「わかんなくなっちゃってもう一度聞いたら、」私が眩しい笑顔で親切丁寧に(とは言ってなかったけど!)教えてくれて納得ができたんだそうだ。私にはその記憶が全くなくて申し訳ない気もしたけど、でも、皆の前でわざわざそう言ってくれたのが嬉しかった。
…ってほら、最近は「嬉しかったこと」を書いているよね。いいことだ。
年内は「あちこち行かねばー」が続くけれど、それは私にとって「いいこと」なのかもしれない。忙しぶったって、活動は1日のうちの数時間でしかないし。たぶんまた、「嬉しいこと」もオマケで付いてきてくれるだろう。(脳内のどこかから”悪いこともあるかもよ”という声が聞こえかかったけれど全力で無視!)
そうしたらまた、なにか書ける。いわゆる、自分のためにってやつ。
因みに、電車のホームを間違えるとか居眠りして降りる駅を勘違いするなどというエピソードもあるけど、それはまあ、いちいち書かないでも…