いつか見た景色

台風が過ぎて久しぶりに晴れた1日、娘と嫁ちゃんと孫(2歳半)の4人で観光牧場に出かけた。久しぶりに自然の中!! という感じ。こんなに長い時間を外で過ごしたのはいつ以来だろう。長袖を着ていたけれど、日差しが強くて今も手の甲がひりひりしている。

男性陣が一緒なら高速を車でシューっと行ってしまうところだが、運転苦手組だから電車とバスを使ったのも旅行感が増して良かった。特急に乗るだけでワクワクだし、向かい合わせになる座席も楽しい。

子供たちが小学生の頃にも同じ牧場に来た。その頃と変わらない(と思える)景色や、イベントが懐かしかった。羊に餌をやったり、ホルスタインの乳搾りをしたり、子豚のレースを見たりして、子供が小さかった頃を思い出すような、その頃の自分を思い出すような…。

とはいえ、戻りたいわけではない。もう、子供を中心に発生する人間関係のあれこれを繰り返すのはご免だ。その点、孫はいい。「ババ友」なんて言葉はないしね(ないよね?)。

青い空、白い雲、緑の大地。当たり前といったら当たり前の景色がとてもとても有難かった。
また行こう。
もうちょい近いところで。

sakurai
書かなければ忘れてしまうようなことを書き、次の日には書いたことを忘れています。1960年代生まれ。♀。肩書不定。ただの「私」でありたいんだと青臭いことを言っても、読んだらわかるただの主婦。