4年前に買ったMacBookAir(13インチ)を使っている。そろそろ買い替え時かなーと、なんとなく思いつつ、いやいや、それはただの物欲ですぞと自分を戒めていた。そこへ、今までのMacBookAirにはなかった、15インチのモデルが発売された。
むかし昔、私は11インチのMacBookAirを持っていた。それが小さくて可愛くてすごく気に入っていたので、買い換える時、13インチのものしか無くなっていたことには心底がっかりしたものだった。ところが今や、何だって画面は大きい方がいいと思う悲しき老眼。
15インチ、いいではないの!
すると、まだ使えると思っていた私の13インチにこの心変わりが伝わったのか、はたまた単なる寿命なのか、いきなり電源が落ちて真っ暗。バッテリーを修理せよとのメッセージが出はじめた。はからずも(いや、図ったか?)買い替えの大義名分ができたわけである。
というわけで、PCのお引っ越しが間近なのだが、せっかく新しいPCを買うのだから、久しぶりに「まっさら」から使いたくなってきた。ブラウザのお気に入りなんかも、まっさらから始める。必要なファイルや画像は別に保存しておけばいいし、大抵のものは後からいくらでも足せるから、徐々に戻せばいいじゃない?
スマホもそうだけど、今は丸ごとのお引っ越しが簡単すぎて、すぐに「慣れ親しんだ旧機」と同じように使える。それはとてもとても便利なんだけど、「まっさら」から育てる楽しさみたいなものはまるでないのだ。(そんなことを楽しいと思うのは暇人か?)
…とかなんとかいいつつ、実際その時になったら丸ごと引っ越してしまうんだろうなぁ。せめてその前にこのPCの中を整理して、要らないソフトやファイルやブックマークは捨てておけば?(というか、ブックマークなんかなくてもなんとかなるよね)と思うんだけど、それも、引っ越してからやればいいかーということになりそうな…。
便利さがあるって、ときどき不便だ。